Lenovo Tab B11 レビュー

2024/6/10に購入したのでレポートしておく。

スペック表

初期OS Android 13
サイズ 10.95型、Miracast対応
重さ 465g
CPU MediaTek Helio G88
メモリ 4GB(LPDDR4)
SSD 128GB
microSD 最大1TBまで対応
カメラ 800万画素
インタフェース USB Type-C(OTG機能付)、マイクロホン
Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth v5.1
付属品 Lenovo Tab Pen、USBケーブル&アダプタ
認証機能 カメラ
ルナグレーのみ

購入動機

ノートPCの代替
  • 雨の日や出張だけどあんま出先でノートPC使うことない時用
  • でも、OneNoteにキーボードで書きたい時用
電子ペーパー代わり
  • kobokindleみたいなホワイトペーパーでは反応が遅くモノクロ
  • カラーで反応早く、でかい画面で見たい時用
スマホアプリでしか見れないコンテンツを大画面で見たい
  • スマホでしか見れないアプリの動画コンテンツがあったので
  • とはいえ、そこまで購入モチベーションに寄与はしていない

買って良かったと思った点

電子書籍は充分読め、Onenoteも問題なく動作する

主はKoboであるが、Kindle, honto, booklibeなど色々インストールしている。
それらを読むのにどれもストレス無く読める。
もう一つ主に使う想定であった、Onenoteもストレスなく利用できている。
副次効果として、アプリ経由で見れない動画を見る際にも大画面で視聴できる。

PCモード

このタブレットにはPCモード表示というのがある。
これは、通常タブレットのアプリは全画面表示や二分割表示になってしまう。
しかし、PCモード表示にすると、PCと同じ様にアプリを任意のサイズにできる。
これが非常に便利であった。
Onenoteで書き込みできれば良い程度であったので、これが非常に役立った。
ブラウザ見ながらOnenote書き込みとかも簡単にできて良かった。

Lenovo Pen

ペンモードは正直期待していなかった。
それは、今まで過去何度か使ってきて書きずらいのと、自身の字が下手だから。
しかし、昨今ペンのレベルが非常に精度が上がってきている。
そのため、紙に書くのと遜色ない位とても書きやすくなっている。
書きやすくなったためか、自然と字も多少読めるレベルに書けるようになった。
また、試せれてないが、字をきちんと綺麗にしてくれる機能もあるようである。
そのため、使い込めば快適にペンが使えるかもという可能性を強く感じた。

その他
  • サイズの割には軽い
  • イヤホンジャックがあるので、昔のが使える
  • UIがメーカー独自みたいな実装されていないのでクセがない

いまいちな点

PCの代わりとまではいかない
  • 日本語入力時にうまくいかないことが多々ある(とはいえ耐えれるレベル)
  • コピペが変になる
  • ThinkPadキーボードで画面スクロールさせるとおかしくなる
その他
  • 初期インストール時に不要なアプリが強制インストールさせられる
  • 分かってたとはいえでかいので、置き場所が困る時がある
  • 防水性能はない

 (IP52対応と記載しているサイトもあるが、Lenovo公式では発見できず)

  • スペックは高くない

 (とはいえ動画は問題ないし、ゲームしないので全く困ってない)

  • 結局上位機種に買い替えた

 (長年買い替えず使うならアップデート保証があるPixel Tabletの方が安いので)
yoneyore.hatenadiary.jp

比較詳細

選定した際の基準

  • サイズ:10型以上
  • 重さ:500g以内
  • 価格:3万円以内
  • OS:Android13以上(※1)
  • メモリ:3GB以上
  • SSD:32GB以上
  • インタフェース:USB Type-C, Bluetooth
  • CPU:気にしない(書く・読む程度なので、ゲームをする想定はしていない)
  • 色:気にしない(上記観点重視)
  • 新品・中古:気にしない(上記観点重視)
  • SDカードスロット:気にしない(あれば良い程度)
  • カメラ:気にしない(これで撮影する気なかったので)
  • SIM:気にしない(スマホでデザリングすればいいので)

※1
Androidが古いとキーボード接続した際の日本語の扱いがあまり宜しくないので
また、セキュリティ面でも不安なため
ただ、Android14対応タブレットは現状ほぼ皆無なため、Android13以上とした

他比較した商品
  • 同じスペックの比較した際の内容

2~3万円台 11インチクラスのAndroidタブレット比較 - ヨネブロ

  • Lenovo B10 3rd genは初期がAndroid12のため除外
  • Lenovo P12は価格が高いため除外
  • iPadの中古購入を考えたが、値段あまり下がっておらず高いので除外
  • 他の中華系(※2)検討したが、昨今のスパイウェア問題や楽天の注意書き(※3)より除外(※4)
  • 中古はあまりいいのが無かったのと、Androidが古くなりがちなので除外

※2 悩んだ中華メーカー
Xiaomi(※5), Headwolf, ALLDOCUBE, OPPO, TECLAST

※3
楽天のHeadwolfサイトに以下の記述を見つけ、書き方が怖くて買うのやめた。

当店は中国に所在する事業者であるためお客様の注文情報は当店が所在する中国へ提供いたします。
注文情報の提供について同意いただいた上でご注文ください。
中国の個人情報保護法制はこちらをご確認ください。

※4
とはいえ、Lenovo中国企業なので、安心できない訳ではない。
しかしながら、ThinkPad製品を散々買ってきているため、今更でもあるので。
加えて、NEC合弁会社作っているので、その辺も信頼して良いかなと思った。

※5
正直シャオミはぎりぎりまで悩んだ。

比較しなかった商品
  • Lenovo Tab M10a 5G LET02 auも当時見つけれなかったため未検討
  • Lenovo8型はPixel7とKobo glo持っているのでサイズ感的に検討外
  • FireHDはFireOSなので検討外(Androidアプリ入れるの大変そうなので)
  • アイリスオーヤマはく〇なので検討外(※6)

※6 自身が過去安いからと購入した何度も苦しめられたメーカーなので。

諦めた商品

6万円位までのクラスの比較も考えてはみたが、金銭面的に諦めた。
yoneyore.hatenadiary.jp

Lenovo Tab B11 Tips

Lenovo Tab B11・M11・K11の違い

B11はM11のマイナーチェンジモデルである。
K11はM11のペンが無いバージョンと思われる。
そのため、B11 > M11 > K11で考えれば良い。
ただ、金額にあまり差がないので、この中ならB11を強くお勧めする。
なお、B11とK11はLTEモデルもある。(B11のLTEモデルについては後述する)

項目 Lenovo Tab B11 Lenovo Tab M11 Lenovo Tab K11
製品番号 ZADA0284JP ZADA0020JP ZADB0291JP
発表日 2024年2月20日 2024年1月23日 2024年1月16日
OS Android™ 13 Android™ 13 Android™ 13
プロセッサー MediaTek Helio G88 最大2GHz MediaTek Helio G88 最大2GHz MediaTek Helio G88 最大2GHz
モリー 4GB LPDDR4x 4GB LPDDR4x 4GB LPDDR4x
ストレージ 128GB 64GB 64GB
ディスプレイ 10.95型ワイドパネル (1920x1200ドット) 10.95型ワイドパネル (1920x1200ドット) 10.95型ワイドパネル (1920x1200ドット)
Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac 802.11a/b/g/n/ac 802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth v5.1 v5.1 v5.1
WWAN なし なし なし
オーディオ機能 ドルビー・アトモス ドルビー・アトモス ドルビー・アトモス
スピーカー スピーカー×4 スピーカー×4 スピーカー×4
マイクロフォン マイクロフォン×1 マイクロフォン×1 マイクロフォン×1
microSD スロット 最大1TBまで対応 最大1TBまで対応 最大1TBまで対応
インカメラ 800万画素 FF 800万画素 FF 800万画素 FF
アウトカメラ 800万画素 AF 800万画素 AF 800万画素 AF
本体カラー ルナグレー ルナグレー ルナグレー
寸法 (W×D×H) 約255.3×166.3×7.2mm 約255.3×166.3×7.2mm 約255.3×166.3×7.2mm
重量 約465g 約465g 約465g
バッテリー 7040mAh 7040mAh 7040mAh
使用時間 約10時間 約10時間 約10時間
充電時間 約3.6時間 約3.6時間 約3.6時間
Lenovo Tab Pen あり あり なし
防水仕様 なし なし なし

(参考リンク)
https://p4-ofp.static.pub/ShareResource/JPCatalog/20240220-tabb11-web.pdf
https://p1-ofp.static.pub/ShareResource/JPCatalog/20240123-tabm11-rt.pdf
https://p1-ofp.static.pub/ShareResource/JPCatalog/20240116-tabk11-comm.pdf

B11は2024年6月時点ではまだ世代はない

B10は2024年現在gen3とかある
一方、B11は現在これが一作目である
そのため、今は気にしなくていいが、今後は世代(gen)も気にする必要がある

B11は二種類ある

ZADA0284JPとZADB0291JPがある。
ZADA0284JPの方が安くて、ZADB0291JPの方が高い。
理由としては、Wi-FiLTE(SIM機能の有無)である。
逆に言うと、それ以外の違いはない。
そのため、私はテザリングで充分なので、Wi-Fiモデルを購入した。

楽天 ZADA0284JP Wi-Fiモデル

楽天 ZADB0291JP LTEモデル

一緒に買うことを推したい品々

ガラスフィルム

是非同時購入しておくべきで推しておきたい。
私はこれを購入したが、ペン操作含め問題無く利用できている。
なお、私は2枚購入して、1枚はスペアとして家に置いている。

  • 昔落として割って、張り替える前に更に落として本体ガラスが割れたので
  • 腐らないし、1年~2年で張り替えるので
  • 買いたい時に生産中止している場合あるので
  • そこまで高い訳ではないので

ThinkPad キーボードⅡ

同じLenovoブランド製品。
トラックポイントでマウス操作できるので、わざわざマウスが要らない。
キーボードの打鍵感も良いので、値段はするけど価値はあります。
なお、購入するのであれば、日本語版の方が良いと思います。
英語版はEnterキーが小さいので使いにくいかもなので。

タブレット

このタブレット自体には斜めに立てかける機能や、付属品は存在しない。
そのため、台は是非持っておいた方が良いと思う。
スマホ用は重さ的に耐えれない場合があるかも。
新たに買い足すのであれば、タブレット用が無難かも。

タブレットケース

Lenovo B11では買わなかった。
しかし、このサイズは落とすと結構ダメージがでかい。
強化ガラスを付けてても不安なところはある。
そのため、重さは増えるものの安全な方に倒したい。
ただ、持ちやすさはアップする。
(金属じかに持つよりかはやはり持ちやすい)
また、このケースなら自立するので、タブレット台が要らなくなる。

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