Google Pixel Tablet レビュー (Lenovo B11との比較込)

はじめに

つい3か月ほど前に Lenovo Tab B11 を購入して、レビューまで書いていた。
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しかしながら、google pixel tabletに買い替えをしてしまった。。

主な要因としては、以下の3点である。

  • もっと性能が欲しいと思ってしまった。
  • 10インチタブレットが思ったより便利であり、物欲に負けた
  • google storeポイントが失効しそうだったので

そのため、主にLenovo Tab B11の不満点など含め、レビューを行う。
(以後それぞれをPixel Tablet, B11と略称で記載)

買い換えて良かった点

もさくない

B11自体はエントリーモデルなので、そこまでスペックが良くない。
そのため、普通に見る分には問題無かった。
が、色々アプリ立ち上げると、アプリ切り替えが遅くなることがあった。
だんだんそれが少しずつ気になりだしていた。
一方、Pixel Tabletではそのようなことがいまのところ発生していない。

回転アイコンが出てくる

通常自動回転をオフにしていると常に固定化されてしまう。
Pixel Tabletはそれを検知して、隅に回転アイコンが表示される。
それをタップすると、回転をしてくれる。(※1)
クイック設定から切替するより遥かに便利で地味に重宝している。
B11や他のAndroidではこの様な機能は私は見たことが無かった。
(たまにそういったのをアプリレベルで実装はされているが、
OSレベルでこれをサポートしてくれているのは地味だが超便利。)

※1 Pixel9 Proでも最近表示されるようになった。
そのため、この機能はB11でも使えるようになっているかも。
(なのでアドバンテージな機能では無くなった)

5年間のOSアップデート保証

発売日から5年なので、2028年頃までになってしまうが、
OSのアップデートが行われる。
Androidタブレットはだいたい1バージョン位古いのが定番だが、
Pixel Tabletは常に最新バージョンが利用できる。
(2025年10月頃Android15リリース後、すぐ利用できるようになった。)
特段欲しい機能を期待している訳ではないが、
古いとセキュリティ面で問題あること結構あるので。
地味だがかなり価値の高い点と考えている。
(各社昔は対応していたが、コスト面から対応しなくなったので・・・)

大きい割にちょうどよい

重いことを除けば、サイズ感のバランスが良い。
縦、横どちらもいい感じに扱える。
入力も特段困らない。
画質も綺麗で、音も良くて、端末としては良くできていると思う。
(なお、B11も価格を考えると良くできている)
変な不具合動作などもほぼ無い(※2)。
同じサイズ感の端末でも同じ感想になるのかもだが、
手持ちできるサイズではぎりぎりを攻めた良い端末と改めて感じた。

※2 唯一気になる問題点がある。
たまにアイコン集みたいなランチャー集が表示される。
Pixel Tabletの仕様とのことで、現時点では非表示にできないとのこと。
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その他

スペックの割に高い、重たいというのは確かにあるが、
地味だが強力な内容が多く、もっと売れていい端末だと思った。

  • 電源ボタンに指紋認証機能が付いてて超便利(他の機種も是非そうして欲しい)
  • 充電が早い(減ってても、充電すればすぐ回復する)
  • カスタマイズされていない(メーカー独自の無駄なアプリやUIが無い)
  • 背面磁石は今後何かに使えるかも

いまいちな点

重たい

B11は465g、Pixel Tabletは493gがスペック値である。
しかしながら、体感100g位更に重たい印象を感じている。

ケースが見当たらない

もしかしたら、タブレット全体の話なのかもしれない。
スマホのケースを探す時には色々探すことができた。
一方、Pixel Tabletはケースを探すのにかなり苦労した。
正確には色々な店舗で売っているのだが、結局は数種類しか存在しなかった。。
(同じ商品を値段や、売り方など変えて販売している格好である)
Pixel Tableは背面に充電スピーカーホルダーを装着できる。
これは、磁石形式でぺたっと貼り付ける感じとなっている。
それのため、背面が穴の開いたケースが殆どである。
私はそのホルダーを買ってないので、背面が開いている必要はない。
背面を覆うハードカバーが欲しかったが、結局妥協した。

それなりなスペック

値段はそれなりにするが、カタログペックは上位機種と比べると見劣りする。
また、1年前のモデルである。
現時点では性能に不満は無いが、性能に対するコスパは悪いかも。
(とはいえ、Android長期サポートの方がメリットは大きいと考えている)

その他
  • バッテリーの消費が気になることがたまにある(利用してたら結構減る)
  • ボタン配置が左なので、慣れるまで不便(今まで右しか使ったこと無かったので)
  • スクリーンショットが取りにくい(ボタンの位置的に押しにくい)
  • Hazel カラーが微妙(それも相まってケース購入を決めた)

Google Pixel Tablet vs Lenovo Tab B11

スペック比較表
項目 Google Pixel Tablet Lenovo Tab B11
製品番号 GA06158-JP ZADA0284JP
発表日 2023年6月20日 2024年2月20日
OS Android15(※3) Android13
UI ノーマル ノーマル
CPU Google Tensor G2 MediaTek Helio G88
Antutuスコア 831,615 258,003
モリー 8GB LPDDR5 4GB LPDDR4x
ストレージ 128GB UFS 3.1 128GB
microSD なし 最大1TB
ディスプレイ 10.95インチ 10.95インチ
解像度 2560×1600 1920×1200
Wi-Fi a/b/g/n/ac/ax a/b/g/n/ac
LTEモデル 有(ZADB0291JP)
Bluetooth v5.3 v5.1
スピーカー 4スピーカー 4スピーカー
スピーカージャック なし
フロントカメラ 8MP 8MP
リアカメラ 8MP 8MP
本体カラー Porcelain, Hazel ルナグレー
寸法 (W×D×H)[mm] 258×169×8.1 255.3×166.3×7.2
重量 493g 465g
バッテリー 7297mAh 7040mAh
充電機器 USB Type-Cケーブルのみ USB Type-Cケーブル&アダプタ
オプション 充電スピーカー ホルダー(有料) Lenovo Tab Pen(無料)
防水仕様 非対応 非対応
USBポート USB 3.2 Gen1 USB Type-C
価格[Amazon] 51,505円~ 29,111円~
価格[楽天] 51,800円~ 31,180円~

※3
2024/10末頃にアップデートできるようになった。
Android15にして特段動きも問題ない。
また、2027年頃まで毎年OSアップデートしてくれるのは安心。
(主にセキュリティ面でOSバージョン低いと不安なので…)

結局どちらがお勧めか

価格次第かと。
値段許すならGoogle Pixel Tabletを是非お勧めする。
少しでも安く買いたいならLenovo Tab B11になる。
でも、多少無理してでもGoogle Pixel Tabletが良いかも。
ただ、Lenovo Tab B11にしかない機能もいくつかある。

  • SDカードでストレージ拡張したい
  • LTEモデルが欲しい
  • ペンが無料で欲しい

いずれかの機能が必須ならLenovo Tab B11という選択肢はあり。

一緒に購入したいもの

ケース

重たいので、ケース無いと正直持ちにくい。
値段考えると、落とした時に壊れるリスクを軽減したい。
後、自立させた方が便利なので購入した。
(背面開いてないタイプが良かったがいいのが無かった…)

USB Type-C 3.2 Gen1対応充電アダプター

充電スピーカーホルダーは2024年からは購入を選択できる。
(発売当初は強制購入であった)
そのため、付属品にはケーブルしか付いていない。
よって、持っていない人はアダプターが必要である。
この際、高速充電の恩恵を受けるには、対応したアダプターが必要である。
私は質問されたらAnkerをお勧めするようにしている。
(高いけどできればケーブルもAnkerにしたいところ)

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